現役パイロットのフライト準備の仕方

航空

みなさんこんにちは、そろそろ来年の抱負を考え出しているコロ助です!

今日はコロ助がフライトの前日にする5つのことを公開します

1.翌日の起床時間を逆算する

まずはここが大事です!
どんな仕事もそうだと思いますが、まずその日のスケジュールを決めるために明日の起床時間を調べ、今日の就寝時間を逆算します。
そこからコロ助が今日やるべきことを割り当ててスケジュールを決めます。
訓練生の時は、出社時間の2.3時間前に出社して当日からしかできない準備をしていたので夕方4時とかに晩御飯食べてる時もありました(笑)

2.フライトノート数回分見直し

コロ助が書いている、フライト後の反省や機長との会話を書き留めたノートを見直して前回の改善点、次のフライトの目標や最近の自分の傾向を把握します。
これを行うことで、前回のフライトよりも少しでもステップアップするために必要なことを再確認できます。

3.必須知識の復習(Limitation/Memory Item)

飛行機のマニュアルの中には”Limitation”と”Memory Item”というものがあります。
これは飛行機を安全に飛ばすためには必ず暗記しておかなければならない知識です。
例えば
Limitationとは飛行機の飛行速度や飛行高度などの限界値が書いてあり、それを超えての運用をしてはいけません。
memory itemとは飛行機に緊急操作(迅速な対応)が必要になる不具合のことです。たまにニュースなどになる緊急降下がその中の一つです。

4.その他マニュアル類の見直し

パイロットは飛行機の知識だけではなく、会社のマニュアルや空港ごとの取り決めについても知っておく必要があります。
しかもこのマニュアル類は頻繁に改訂されるんです(笑)
基本的にコロ助は改訂された日に確認するようにしているので、改訂内容を再確認しています。

5.到着地空港の導線確認

乗務員は空港内を移動する場合、お客様と同じルートを通るわけではなく、空港の保安管理のために会社で決められた道(導線)を歩いてタクシーまで移動します。
この道が空港によってはかなり複雑なんです(笑)
なのでコロ助は念のため前日に予習してます!

6.フライトバッグの荷造り

最後にフライトバッグへ翌日に必要な書類、iPad、ライセンス類を詰めていきます。
忘れ物するときが一番ヒヤッとしますからね、、、

コロ助の前日準備は以上になります!
なので意外と前日から準備してると仕事モードみたいな感じになっちゃいますね(笑)

質問等ありましたらコメントやtwitterからお願いします!

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