LOFT訓練について

航空

みなさんこんにちは、今日はあまり知られていないパイロットの定期訓練の一つ「LOFT」についてご紹介していきたいと思います。

航空業界は頭文字で略すのが大好きなんですが、LOFTもその一つです(笑)

Line Oriented Flight Training が正式名となります。
この訓練の目的は以前の記事で紹介したCRMスキルの実践と発展です!

CRMスキルについてはこちらを参考にして下さい。
https://action-bepilot.com/style/crm%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab/

訓練の内容は通常の定期便である羽田ー新千歳のフライトを模擬して行われます。
そのフライトの中で様々な機材故障や悪天候などのトラブルが起こり続けるんですが、それを機長と副操縦士のコミュニケーションで正確に対処していきます。


このトラブルが厳しいのなんのって、、、
最初は軽めのトラブルから始まるんですが、最後の方は燃料漏れに滑走路閉鎖が重なったりとかで本当に頭フル回転で頑張らないとって感じで訓練後は機長もぐったりしてます(笑)

もしこんなトラブルがもし起こっていたら、みなさんはコックピットの雰囲気はどんな感じになっていると思いますか??

実際は飛行機を安全に着陸させるためにいつも通り冷静に淡々とシステムを直したり、管制官や会社と調整しているんです。
トラブルが起きた時に一番大事なことは状況を悪化させないことです!
そのためには何が必要かというと正しい方法と手順で対処することですが、その時に機長がイライラしてプレッシャーを与えていたら、悪影響ですよね?
コミュニケーション不足が原因の事故なんてたくさんあるんです、、、
人間は間違う生き物なので、お互いに間違っていないかコミュニケーションを取りながら進めることを意識しているだけでかなり気持ちは楽です。

最近の機長はこういうことも意識して操縦しているので、本当にすごいなーと尊敬しています!
今の機長の方たちが副操縦士の時にはもっと怒鳴られたりされていたそうですが、こういう風に環境に適応できるというのが人間力の高さを表しているな〜なんて毎回のフライトで学ばせていただいています。

訓練後には機長と話し合って反省点や良かった点を見つけて、今後のフライトに活かすようにしています。訓練中にはベストだと思っていても、自分の会話の内容が機長には伝わっていなかったりして反省は尽きません、、(笑)

みなさんも普段からコミュニケーションに気を配ると、思わぬ不幸から免れるかも知れないので意識してみると良いかも??

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