みなさんこんにちは、新年早々コロナの影響が痛ましいですが自分や親しい人のためにもうがい・手洗い・三密回避を励行していきましょうね。
今日は滑走路にある標識について勉強していきたいと思います。
灯火はまた別の記事でまとめたいと思います。
それではまず、滑走路にはいくつの標識があると思いますか??
正解は10種類です。
意外とキリが良くて覚えやすいですよね。
1.指示標識
指示標識とは先日記事にした、滑走路に示されている番号のことです。
詳しくはリンクからご覧ください。
滑走路の番号の意味は?(指示標識)
2.滑走路中心線標識
この標識は滑走路の真ん中を意味する破線の標識で、滑走路の長さによって破線の間隔は決められていて天気が悪いときはパイロットはこの標識を頼りに離着陸を行うのでとても重要なものです。
3.移設滑走路端標識
空港の中には滑走路端を途中で移動させたところがあります。
その空港の滑走路には矢印のような標識が滑走路端に作られています。
4.滑走路進入端標識
この標識は滑走路の端っこ(指示標識より端っこ)にある標識で、滑走路の幅によって線の本数は決まっています。その本数は幅が広いほど多くなります。
5.滑走路中央標識
文字通り、滑走路の端と端の真ん中を意味する標識です。
6.目標点標識
7.接地帯標識
この二つの標識は同じような意味を持っていて、連なるものなので合わせて紹介します。
まず目標点標識はパイロットが着陸をする際にタイヤを着けようとする場所を示しています。
接地帯標識は目標点標識に連続してパイロットがタイヤを着けていい範囲を示しています。
今度空港に行った際に目標点標識付近を見てみてください。黒い線が何本も見えるはずです。
それはパイロットがしっかりと目標点標識に着陸できた証なんです。
8.滑走路縁標識
滑走路の枠組みを表しています。
9.積雪離着陸区域標識
この標識は積雪時に滑走路の外枠が見えにくなるため、離着陸可能な範囲に設置されます。
コロ助はまだ見たことありませんが(笑)
10.過走帯標識
この標識は滑走路の一部に見えますが滑走路の延長で作られた(地面強度が低い)過走帯という部分に示されています。
その滑走路には矢印のような標識が滑走路延長上に作られています。
以上が滑走路標識になります。
パイロットはこの標識の意味はもちろん、標識の間隔なども覚えて安全に離着陸をするための準備をしています。
ちなみにこの標識は基本的に白色ですが、沖縄や東北・北海道などの積雪が多いところでは黄色で塗られている空港もあります。
コメント