RNAV航行について

航空

みなさんこんにちは、航空会社はかなり厳しい状況になってきて心配しているコロ助です。

今日は真面目なパイロットの勉強をしていきたいと思います。

コロ助が訓練生の時RNAVってなんだ??ってずっとわからないでいた時がありましたが、エアラインに入ってやっとわかってきたので解説していきます。

RNAV: Area navigation 広域航法

というのはよく見かけますが、訓練生の時はじゃあLNAVとかVNAVとはどう違うの??って疑問がありました。

答えは全く別物のことでした。

LNAV: Lateral NAV
VNAV: Vertical NAV

の略で主に飛行機のコンピューターに登録される飛行経路や算出されるパス計算のことなので、一見RNAVの区分けかと思われますが全く違います。
この用語は主にボーイングで使われています。

それではRNAVについて

RNAVは簡単に言うと、ほぼGPSに頼って飛行することで、現在は航空路だけでなく出発方式、到着方式等にも使われています。
車もカーナビがGPSを使って案内してくれるように、飛行機もGPSを利用しているんですね~。

でも飛行機の場合はこのGPSによる飛行は航空局の認可を受けないと使っちゃいけません。
航空法83条に定められています。

RNAVは大きく二つに分類されます。

1.航法精度を指定されないRNAV
これに当てはまるものはRNAV(GNSS)アプローチです。
つまり何か不具合等が起きた時はすぐにゴーアラウンドすることになるため、精度は決められていません。

2.PBN(Performance Based Navigation) 航法性能準拠型航法
こちらは経路から逸脱した場合、飛行機のシステムによって監視または警報をしてくれる時だけ使用していい飛行方法です。
こちらはRNAV(GNSS)アプローチ以外のRNAV飛行のことで、RNAV1とかのことを指します。

これがRNAVの本当に大雑把な概略で、2番のPBNはさらに枝分かれしますがまた今度。

それではこのRNAVを使う際に大事なことは何でしょうか??

それが以下の4つです。

(ⅰ) 完全性 Integrity
情報の安全性を意味します

(ⅱ) 精度 Accuracy
飛行機の実際の位置と測定された機影との差

(ⅲ) 利用可能性 Availability
航法機能の利用可能な時間割合

(ⅳ) 継続性 Continuity
航法機能を必要レベルで継続的に提供する能力

この4つがなぜ大事なのかというと、GPSというのはアメリカ国防省の管轄のため実際アメリカが提供しているコンテンツです。
日本としてはそれに100%依存して飛行させるのは危険だと判断しており、実際にGPSだけに依存した飛行はRNAV(GNSS)アプローチだけで、他のものはVOR,DME,IRUも使用しています。

正直、内容としてはまだまだありますが長くなるのでまた今度書いていこうと思います!

読んでくれた方ありがとうございます!!
何か疑問や記事の要望がありましたらコメント、Twitterからお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました