みなさんこんにちは、緊急事態宣言がどうなるか気になるコロ助です。
何度もすみませんが、航空業界からするとかなり重要なことなので、、、
今日はコロ助が6月に読んだ本を紹介していこうと思います!
夢をかなえるゾウとは
タイトルを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「夢をかなえるゾウ」とは水野敬也さんによる連続小説となっていて、現在は第4部まで発売されています。
第1弾は2007年に発売開始され、今でも売れているロングセラー小説です。
コメディ風の小説ですが、内容としては自己啓発やビジネス書の内容を含んでおり、さらには偉人の過去なども混ぜ込まれている贅沢な一冊となっています。
書かれている内容はかなり真面目で厳しいのですが、それをコメディ風かつストーリー性を持たせていることにより誰でも気楽に読み進められるので感動してしまいました(笑)
あらすじ
有名大学を卒業し、それなりの会社に入社して過ごしていた主人公はある日、友人に誘われて有名人の主催するパーティに出席します。
そこで目の当たりにした華やかな現実と自分の過ごす日常との違いに落胆し、帰宅後にやけ酒をして泣いてしまいます。
そんな酩酊状態で、自分の見識を広げに行ったインド旅行で購入したガネーシャ像に意識もおぼつかない中、泣きながらお願いをします。「変わりたい」と。
翌日、目を開けるとそこにはヒンドゥー教で「商業・学業の神様」とされるガネーシャが。
その日から主人公はこのガネーシャが出す課題を実践することで、今の自分を変え、成功へと向かって頑張るのです。
課題とは
このガネーシャが出す課題とはどのようなものなのか。
いくつか大変なものもありますが、90%の課題は日々の生活に短いもので1分、長いもので15分ほどあれば実行できるような課題ばかりです。
ガネーシャの出す課題は全部で29個あるのですが、今日はそのうちの1個をご紹介したいと思います。
「運が良いと口に出して言う」
ことのあらすじは、前日にガネーシャが宝くじで2億円当たったと嘘をついて主人公のお金を使って最新ゲーム機などを買いまくったところから繋がります。
この嘘に落胆し怒った主人公にガネーシャは課題を絡めることで慰めようとします。
以下ガネーシャの発言(夢をかなえるゾウ1より一部抜粋)
「自分らのおるこの世界はな、一定の法則で動いとる機械みたいなもんなんやで。水が高いところから低いところに流れるように、世界を支配しとる自然の法則みたいなもんが存在するんや。」
「自分の身の回りに起きる出来事もな、そういう自然の法則にのっとって起きとるだけなんや。でもな単純に法則どおりに起きとるだけの出来事に対してやな、自分らは『運が良い』とか『運が悪い』とかなんや勝手に分けてしまうわなぁ。」
「松下の幸ちゃんがこんな言葉を残しとる『すべての責任は自分にある』。他人が起こす出来事、身の回りで起きる出来事は全部自然の法則どおりに発生しとる。やとしたら自分が望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。自分も聞いたことあるやろ『変えられるのは自分だけだ』って言葉。これも全部同じことを言っとんのやで。でも本質的に理解しとるやつなんてほとんどおらへん。」
「世界は秩序正しい法則によって動いとる。成功も失敗もその法則に従うて生まれとる。せやから、その法則に合わせて自分を変えていかなあかん。その法則と自分の法則のズレを矯正することが、成功するための法則であり、成長と呼べるんや。」
「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもいいから『運が良い』て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探し始める。自分の身に起きた出来事から何かを学ぼうと考え出すんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや。」
無理やりこの話に繋げた感じになってしまいましたが、読んでいくうちにガネーシャのいい加減な人柄?がわかってきてこの話の流れがわかると思います(笑)
まとめ
ガネーシャはいい加減な性格で神様とは思えないところが、ガネーシャを神格化せず人間らしく親近感を持たせて、話を聞きやすくしてくれている気がします。
ただ面白い小説だと思ってくれても大丈夫です。
実際にかなり面白いですし、学べることも多い一石二鳥な小説です。
きっと読み始めると止まらない面白さだと思いますので、是非読んでみてくださいね。
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