[就活までに知っておきたい]JALってどんな会社?

航空

みなさんこんにちは、GWは楽しめましたか?
パイロットは国民の休日が働き時ですので、コロ助はしっかりとフライトしてきましたよ!

今回は日本の航空会社紹介シリーズ、第2回「日本航空 JAL」を調べてきましたので就活中の方やJAL好きの方は是非見ていってくださると幸いです。

創業したのはいつ?創業者は?どんな企業?

創業:1951年
創設者:柳田 誠二郎

歴史的背景には1945年に日本は第二次世界大戦で敗れ、GHQの命令により航空機の運航を停止されていました。
1951年に行政指導の下、航空運送事業の営業免許を取得したことにより「日本航空株式会社」が日本政府主導の半官半民体制で設立され、日本のフラッグシップを背負っていました。

創業者は柳田 誠二郎となっています。

航空連合では「ワンワールド」に所属しています。

つまり今年で創業70年になるんですね~。合併などはありましたが。

前回紹介したANAとともに日本の航空業界の重鎮になるのも納得の歴史の深さです。
ANAの記事をまだ見ていない方はこちらから

[就活するなら知っておきたい] ANAってどんな会社??

JALという会社ができるまで

さてここからが今の航空業界において知らずには通れない話です。

日本の航空業界は少し前まで3つの大きな会社が切磋琢磨していました。
それが「ANA」「JAL」「JAS」です。

2つの航空会社は皆さんご存じだと思いますが、今就活中の方たちの中には「JAS」という会社を知らない人も少なくないのではないでしょうか。

JASというのは「Japan Air System」の頭文字で正式には「日本エアシステム」という名称です。

JASは2000年まで国内線をメインとしており、経営も順調でした。

しかし2001年の「9.11 アメリカ同時多発テロ」をきっかけに、深刻な経営不振にに陥ったため、
2002年から経営統合が行われ、「日本航空システム JALS」が設立されました。

その4年後の2006年には日本エアシステムと日本航空との合併が完了しました。

こうして当時の国内最大となる航空会社が誕生したのです。

倒産に至る経緯と復活劇

JALと言えばまだ記憶に新しい、「事業再生」です。

それではJALが事業再生になるに至った経緯を振り返りましょう。

きっかけは2007年に起こったサブプライムローン問題を発端としたリーマンショックによる世界金融危機。
さらにそれに引き続く原油高騰、新型インフルエンザなどを受けて、経営状況が深刻化しました。
一方では高額な人件費などによる放漫経営も原因の一部と言われています。

その時期に働いていた先輩方の話によると、実際はANAもかなり経営状況が苦しい状態でどちらが倒産してもおかしくない情勢であったらしい。

ついに2010年、JALは倒産し経営再建を目指します。

そして経営再建に向け、京セラの創業者である稲森和夫氏が無報酬で会長に就任。

稲森氏の着任に伴い、「JALフィロソフィ」の策定や人員削減などを行い、赤字続きであったJALは3年も経たずに再び上場を果たした。

この稲森氏のマインドは非常に学ぶことが多く、コロ助は訓練中に夢中になって読んでました。

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経営理念やスローガンは?

前項で紹介した「JALフィロソフィ」が経営理念に当たります。

内容は主に自分の人生をより良くするための考え方とJALがすばらしい会社になるための行動方針を記しています。

詳しくはこちらから

コロ助はこのJALフィロソフィの考え方がとても好きで、今でもいくつかは自分の指針にしているくらいです。

過去事例は?

JALの過去事例と言えば、「日本航空123便墜落事故 御巣鷹山」の件です。

JALではこの事故の悲惨さや安全の大切さを忘れないために、「安全啓発センター」を設立し、毎年社員教育を行っているそうです。

有名な特別塗装機

1.ディズニージェット(ファンタジア)

2.嵐ジェット

まとめ

JALはここ最近で多くの変化をし、進化を遂げてきた企業ですので知っておきたいことはかなり多いですね。

コロ助の印象はJALは経営再建により、放漫経営も改善されたこともあり、かなり利益を上げれるようになったことでとても強い企業に生まれ変わった気がします。

これからのさらなる躍進に期待大です!!

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