こんにちは、寒い日が続いて朝起きるのが辛いコロ助です、、、
しかし幸運なことに北へのフライトは入っていないので、雪に恐れる必要は無く仕事ができています。
さて今回は毎月恒例の読書本紹介をしていこうと思います。
概要
今月選んだ本は、今から約20年前のキリンビールとアサヒスーパードライの勝負を当時キリンビールの営業として働いていた方が書いた「キリンビール高知支店の奇跡」です。
著者の田村さんは高知を始めキリンビールの売上に大きく貢献したことで、結果としてキリンビールの代表取締役副社長まで昇進しています。
そんな営業の神様と言えそうな田村さんがキリンビールを復活させるために、徹底させてきた営業・ビジネスの心得がこの本には詰まっていて、明日からでも実践できる内容になっています。
ビールという今では多くの銘柄があって、家庭では各々の好みで消費されていますが、実際外食の際にはそこのお店がどの銘柄を扱っているかを気にされている方は少ないのではないでしょうか。
この何となくで選ばれている商品を支配していくのはかなり難しいことは想像に難くないでしょう。
何となくで選ばれる銘柄こそがトップシェアを取れる会社になり、この本にはその何となくを掴み取るために必要なことが経験ベースで書かれています。
「キリンビール高知支店」の奇跡で印象に残った内容
「現場主義・顧客本位・企業理念」
本作で印象に残っている3つの言葉です。
会社に入ると基本的に社員というのは大きく2つに、現場で働く方と会社内で働く内勤と呼ばれる方に分けられます。
会社が上手く行っているときにはともに関係は悪くないと思いますが、業績が悪化してくると双方の関係が悪くなり悪循環に陥ります。
それとともに経営戦略を立てるために会議が増えてきます。
田村さんは業績が悪いときこそ、営業は一層外回りに励み内勤はそれをサポートするべきと考えています。
会社内であれこれと考えていても、実際にサービスを受けるお客さんの感想はわからないからです。
特にお店にビールを置いてもらうといったことに関しては、人と人の付き合いが決め手を握っていることが多く、熱心な会社に心が傾くことは言うまでもないでしょう。
またお客様からはどのような感想が多いのかなどは毎日アップデートしていかなければ、選ばれるサービスを提供し続けることはできませんよね。
内勤の方たちが考える施策というのは、得てして現場の事情を把握していないことも少なくないので現場第一で考えを巡らせてくれる会社は、きっとお客様にとって良いサービスを提供することができますね。
キリンビール高知支店の奇跡のまとめ
いかがでしたでしょうか。
印象に残った内容で紹介したことはこれから仕事を続けていく上で、忘れないようにしたいと思います。
お客様ありきのお仕事をされている方は是非参考にしてみてくださいね。
先月の読書本はこちらから
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