入校前までに知っておきたいパイロットに必要な国家資格について

航空

みなさんこんにちは、少ない新入社員数を見て航空業界の厳しさを感じているコロ助です、、、
早く経済回復して欲しいですね(シンプルにもっと飛びたい)

今日はパイロットが持っている国家資格等をご紹介します。

必要な資格は計5種類

これだけあるということは、試験もほぼ同じ回数あるということですので訓練に入る前から相応の勉強が必要ということがわかります。

しかしどの試験も難易度としては高くないので、努力すれば誰でも取得可能です!

それでは1つずつ見ていきましょう。

1.第一種航空身体検査

大小関係なく航空会社のパイロットになる方は必ず第一種の航空身体検査が必要になります。

この検査は身体測定から脳波測定まで体の隅々まで調べられます。

費用は病院にも依りますが、初回であれば約5万円です。

若ければ特に対策などは必要ないですが、コロ助は健康は若いときからの積み重ねだと思っているのでもし気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。

航空身体検査について

2.事業用操縦士CPL(准定期運送用操縦士MPL)

この資格は学科試験と実技試験があります。

学科試験をクリアした後に実技試験を受験することができます。学科試験の有効期間は1年間ですので早く受けすぎても再受験が必要になるので注意しましょう。

実技試験は訓練を修了してから受験し、合格すればライセンスを取得することができます。

准定期運送用操縦士は基本的に自社養成の方が取得する資格です。

学科試験費用は約1万円です。
別途訓練費用が掛かります。

3.計器飛行証明

簡単に言うとこの資格は飛行機を雲の中や夜間などの視界不良下でも操縦してもいいよというものです。

エアラインでは必要不可欠な資格となります。

こちらも学科試験と実技試験があります。学科試験の有効期間は1年間ですので早く受けすぎても再受験が必要になるので注意しましょう。

学科試験費用は約1万円です。
別途訓練費用が掛かります。

4.航空英語能力証明レベル4以上

この資格は国際線のフライトの際に必要とされるもので、ICAOで指定されています。

明確な基準はありませんが、TOEIC550点以上の方はほとんどクリアされています。

費用は約2万円。

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5.航空無線通信士

業務上、無線機器を使用するために必要な資格です。

パイロットは電波法に従って無線機器を使用しているということを示しています。

試験は学科試験のみとなっています。

この資格は取得後、無期限ですのでなるべく早くに取得しておくといいかもしれません。

費用は約6,000円です。

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まとめ

以上が航空会社のパイロットに求められる資格になります。

在学中にこんなにたくさんの資格を取得していたんだな~と思うと自分を褒めてあげたくなります(笑)

ちなみにこの資格は機長になると「定期運送用操縦士ATPL」という物に代わります。

ATPLは計器飛行証明も含まれる資格であるため、機長になると計器飛行証明書は無くなりATPLがその代わりとなります。

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