パイロットになるために勉強したこと(学生向け)

航空

こんにちは、新年度でバタバタしていたコロ助です。

パイロットの世界にも漏れなく歓迎会などは小規模ではありますが存在していて、後輩が入ってきたら先輩がしっかりと歓迎会をセッティングするというのが慣習になっています。

新入生や新入社員はこの場を活用してしっかりと先輩とのパイプを作っておくと、後々の訓練等で必ず役立ちます!

パイロットは理系か文系か

まずはよく聞かれる質問に答えておきます。

結論から言うと、パイロットは理系の知識があった方が後々のパイロット人生に役立つことが多いと思います。

ただ文系でも全く問題ありません。
というのもパイロットは事前に計算を行うことが多く、数学の知識が必要になることが多いだけで文系の学部でも高校で習う範囲の数学Ⅱあたりの知識が主となるからです。

またパイロットの世界というのは同期との協力が不可欠ですので、自分が苦手な分野はその分野が得意な同期に頼ることもできるからです。

そのようなことも踏まえて同期とは仲良くしとけというのは口酸っぱく言われます。

ということでこれから文理選択するかたには理系をおすすめします。
ただ私大のパイロットコースは文系のところもありますので、数学の勉強を怠らないようにするとかなりのアドバンテージとなると思います。

パイロットになるために勉強したこと①

パイロットになるために勉強したこと1つめは「英語」です!

言わずもがなパイロットは管制官との通信を英語で行います。
その内容は航空英語と言われていて、決まったフレーズを使ったりと通常の英会話とは少し違ってそこまで難しくはないです。

ではなぜ必要だと考えていたかと言うと、国際線を飛びたいと思っていたからです。

国際線を飛ぶためにはICAOが定める航空英語能力証明レベル4が必要で、その試験には航空英語とは違う普通の英会話スキルが求められます。

さらに言うと、海外で緊急事態に陥った場合には必ず英語が必要になると考えていました。

では何をしていたかというと、まずは入社試験で見られるTOEIC、そして個人的に欲しいと思っていた英検準1級です。

個人的な感想としてはTOEICは公式問題集を解くだけでかなり点数が上がりやすくて簡単でした。

英検の方はかなり単語力が必要で、単語帳を隙間時間で読み込んでいたと思います。
また2次試験では英会話がありますので、難易度としてはTOEICの800点くらいだと感じました。

パイロットになるために勉強したこと②

2つめは「気象」です。

パイロットの一番の大敵とも言える天気現象。

気象が必要になるのは大学や航空大学校に入学してからですが、小学校や中学校で習う内容を忘れていたりするので、心配な方は早めから参考書を買って勉強しておきましょう。


気象の知識はエアラインに入ってから本格的に必要になりますので、時間のあるうちに基礎を定着させておくといいと思います。

パイロットになるために勉強したこと③

3つめは「数学」です。

最初の文理選択のところでも書きましたが、地上準備の段階で1番使うと言ってもいいのは数学の三角関数などです。

主にVISUAL APPの準備などでは綿密な準備が必要になり、計算が不可欠です。

ただそこまで難しい内容ではないので、基本的なことを知っていれば大抵は解決できると思います。

パイロットになるために勉強したことのまとめ

いかがでしたでしょうか。

他にも挙げればキリがないですが、コロ助が学生の時に勉強していたことを参考程度に紹介してみました。

他にもコミュニケーションスキルは一朝一夕では醸成できないので、バイトや同期との関わりなどで養っておくと就活でも役立つと思います。

他にもパイロットになるために必要なことをまとめた記事を書いていますので時間があれば読んでみてくださいね。

入校前までに知っておきたいパイロットに必要な国家資格について

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