みなさんこんにちは、ステイ先で去年の汗拭きシートを使おうとしたら、
カラカラに乾いていて絶望したコロ助です。早く買わないと、、、
汗かきには厳しい季節です(笑)
今日は天気図の見方、第3弾として悪天予想図や航空路断面図を解説していこうと思います。
第1弾と第2弾をまだ見ていない方はこちらから
国内悪天予想図(FBJP)
FBJPとは、
「FB」がSignificant weather prognosisを表しており、「今後の顕著な天候」という意味。
「JP」はJapanという範囲を限定しています。
最終的にパイロットがフライト当日に関係する悪天を確認するために利用しています。
この天気図に示される悪天の種類は
1.乱気流(Turbulence)
2.着氷(Icing)
3.山岳波(Mountain wave)
4.雷(Lightning)
5.晴天乱気流(Clear Air Turbulence)=通称CAT
6.積乱雲など(Cumulonimbus)
7.ジェット気流(Jetstream)
それぞれ表記する時には記号で表せれますが、天気図の左側にまとめられているのでわかりやすいです。
悪天予想図12時間予報(FBJP112)
この天気図はやや複雑です。
全てをフライトに活かせるような情報ではないですが、コロ助が読み取っている情報を解説します。
この天気図と他の天気図の大きな違いは、この天気図はコンピューターの解析のみで作成されているという点です。
他の天気図は少なからず、予報官の分析も反映されています。
そのため、この天気図と地上天気図に描かれている前線の場所は違っていることがよくあります。
以上よりコロ助はこの天気図の解析を参考に、フライト中の揺れや風向きなどから、コンピュータ解析と予報官の解析、どちらが近いのかを感じて、その後のプランニングを組み立てます。
つまり、コンピューターが考えた第二案として、スペアの情報としてインプットしておく感じですね。
国内航空路予想断面図(FXJP106・112)
この天気図は、北海道から沖縄まで飛行するエアラインパイロットからするとかなり使い勝手がよく、
雲や揺れの予測域が一目でわかります。
揺れ=シアー層は破線囲まれ、6,9,12と数字が大きいほど揺れが大きくなります。
雲が予想される部分は波線で囲まれています。
訓練生の時には日本全体を見る必要が無いので見慣れないかも知れませんが、こんな便利な天気図があるということは知っておいても損はないでしょう。
まとめ
とりあえず、今まで3回に渡って天気図の種類や簡単な見方などを解説して参りました。
誰でも最初は見にくいと思うかも知れませんが、慣れてなんぼの世界なんで、毎日少しずつ慣れていきましょうね。
コロ助も最初は日本列島の場所が見つけられなかったくらいなので(笑)
天気図を見るのに便利なサイトはこちらから
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