みなさんこんにちは、今回からシリーズ系で日本の航空会社の成り立ちや経営理念などを紹介していきますので、就活や趣味に役立てていただければ幸いです!
記念する第1回は「全日本空輸 ANA」を調べていきます。
創業したのはいつ?創業者は?どんな企業?
・創業:1952年。
・創設者:美土路昌一
・前身:日本ヘリコプター輸送株式会社
歴史的背景には1945年に日本は第二次世界大戦で敗れ、GHQの命令により航空機の運航を停止されていました。
1952年にその命令が解除されたため、ANAの全身企業である「日本ヘリコプター輸送株式会社」通称「日ぺ」が美土路昌一によって設立されたのです。
航空連合では「スターアライアンス」に所属しています。
つまり来年には創業70年になるんですね~。
元々は2機のヘリコプター会社が、今やたくさんの旅客機を持っていると思うと凄まじい成長ですね。
日本の航空業界の重鎮になるのも納得の歴史の深さです。
ちなみにANAが2レターで表記されるときに「NH」なのは前身企業である「日本ヘリコプター輸送株式会社」に由来しているようです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
経営理念やスローガンは?
経営理念:安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します
スローガン:あんしん、あったか、あかるく元気!
これは全日本空輸のグループ企業理念です。
ANAはホールディングス会社なのでグループ企業がたくさんあり、その企業ごとに経営理念などが決められていますので、航空会社を目指している方はこの企業理念を知っておいた方が良いでしょう。
ちなみにこれはどの企業でも必ず言えることだと思いますが、「安全」や「安心」という言葉は航空会社にとって最重要ですので、覚えておくといいです
コロ助の印象に残っていた「Inspiration of Japan」というのはタグラインと言うらしいです(笑)
過去事例は?
特に紹介したい事例は過去に2件ほどあります。
1.全日空61便ハイジャック事件
羽田空港発、新千歳空港行のこの便は羽田空港を離陸後、客室乗務員にナイフを突きつけ脅迫した犯人によりハイジャックされた。
コックピットに侵入後、犯人は副操縦士をコックピットから締め出し、機長とともにコックピットに残った。
説得を試みる機長を犯人はナイフで刺し、飛行機の操縦を行った。
急降下などの迷走飛行を行ったため、GPWSが作動しそれを聞いていた副操縦士とこの便に乗り合わせていた機長がドアをこじ開け、犯人を拘束し飛行機を安全な状態に回復させたそうです。
もし墜落していたら、八王子市の街中に墜落し史上最悪の航空事故になっていたそうです。
2.全日空機雫石衝突事故
雫石とは岩手県にある町の名称です。
全日空機が雫石上空を飛行中に、近くで飛行訓練を行っていた自衛隊機が全日空機を相手機として想定練習を行い始め、自衛隊員の操縦ミスにより全日空機に衝突したという事故です。
今でも雫石には慰霊碑があります。
JALとの違いは?
次の記事でJALさんについてはまとめますが、よく言われるのはJALは「半官半民」と言われる企業で、ANAのように100%民間企業ではありません。
そのためANAは価格設定などもJALより比較的安価で、親しみやすい企業です。
イメージでいうと、近所の優しいお兄さん(お姉さん)みたいな感じでしょうか。
対してJALはお家柄が良く、礼儀正しいお兄さんみたいな(笑)
つまり、日本に飛行機での旅行などを浸透させてくれたのはANAさんのおかげです!
JALさんは「お・も・て・な・し」って感じのリッチな人向けというイメージです。
コロ助が参考にした書籍はこちら
こんなに違うJALとANA 124 歴史、社風、サービス…比べてなるほど! (交通新聞社新書) [ 杉浦一機 ] 価格:880円 |
ANAとJALこんな違いがあったのか ビッグ2の実力・個性を徹底チェック! (KAWADE夢文庫) [ 秋本 俊二 ] 価格:792円 |
有名な特別塗装機
1.ポケモンジェット
コロ助は子供の頃に見て感動したのを今でも覚えています!
2.スターウォーズ プロジェクト
R2D2塗装が一番好きです。
まとめ
就活や航空業界で働くなら最低限知っておきたいことをできるだけ簡単にまとめてみました。
他にも書きたいことはたくさんありますが、個人的な意見になってしまうので記事に載せるのはやめておきます(笑)
もし気になることや、質問がありましたらお気軽にコメントやTwitterからメッセージください。
パイロットを目指している方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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