「飛行記録をもっと簡単に管理したい」「LogTenは高すぎる」「日本語に対応したアプリがない」——そんな悩みを持つパイロットのために、現役パイロットである私が実際に使うことを想定して開発した飛行記録管理アプリ「FlightLog」を無料公開しました。
この記事では、FlightLogの機能・使い方・他のアプリとの違いを詳しく紹介します。
FlightLogとは?
FlightLogは、パイロットの飛行記録(ログブック)をデジタルで管理するWebアプリです。ブラウザから無料でアクセスでき、スマートフォンでもPCでも使えます。
最大の特徴は現役パイロットが自分のために作ったという点です。航空局への申請書類に必要な項目、夜間離着陸のN表示、計器時間の記録など、現場で本当に必要な機能がすべて揃っています。
主な機能
✈️ 飛行時間の記録・自動集計
以下の飛行時間をフライトごとに記録できます。すべて「時間:分」形式で入力でき、自動的に集計されます。
- 総飛行時間
- 機長時間(PIC)
- 副操縦士時間(SIC)
- 同乗教育時間(Dual)
- 夜間飛行時間
- 計器飛行時間(IFR)
🌙 離着陸回数(夜間はN表示)
国土交通省の飛行経歴書フォーマットに準拠し、夜間の離着陸回数には「N」を接頭する形式で記録できます。昼間・夜間を分けて入力・集計が可能です。
📊 期間集計機能
開始日と終了日を指定するだけで、その期間の飛行実績を自動集計します。月次報告や航空局への申請時に便利です。
📄 飛行経歴書PDF出力
期間を指定して、国土交通省フォーマットに準拠した飛行経歴書をPDFで出力できます。手書きで転記する手間が省けます。
🌐 日本語・英語の両言語対応
端末の言語設定に応じて自動で日本語または英語表示に切り替わります。右上のボタンでいつでも手動切替も可能です。
☁️ クラウド保存・複数デバイス同期
アカウントを作成することで、入力したデータがクラウドに保存されます。スマホで入力してPCで確認するといった使い方が可能です。
📡 オフライン対応
機内や電波のない環境でもオフラインで記録が可能です。オンラインに戻ると自動的にクラウドと同期されます。一度ログインすれば、次回以降はオフラインでもそのまま使えます。
LogTenとの比較
| FlightLog | LogTen Pro | |
|---|---|---|
| 価格 | 無料(現在) | 約19,000円/年 |
| 日本語対応 | ✅ | ❌ |
| Android対応 | ✅ | ❌(iOS限定) |
| ブラウザ対応 | ✅ | ❌ |
| オフライン使用 | ✅ | ✅ |
| PDF出力 | ✅ | ✅ |
| 開発者 | 現役パイロット | 海外ソフトウェア会社 |
使い方
1. アカウント作成
FlightLogにアクセスし、メールアドレスとパスワードでアカウントを作成します。30秒で完了します。
2. フライトを記録する
右側のフォームに日付・出発空港・到着空港・機種・各飛行時間を入力して「記録を追加」を押すだけです。すべての時間は「時間:分」形式で入力できます。
3. 期間集計・PDF出力
開始日と終了日を選んで「集計する」をクリックすると、その期間の飛行実績がまとめて表示されます。「PDF出力」ボタンで飛行経歴書のPDFも作成できます。
こんなパイロットにおすすめ
- LogTenの費用を節約したい方
- Androidスマホを使っているパイロット(IOSにも追加予定)
- 日本語のインターフェースで使いたい方
- 飛行経歴書の作成を効率化したい方
- スマホとPCの両方で記録を管理したい方
今後の予定
現在は無料でご利用いただけます。今後はiOS・Androidアプリのリリースも予定しています。フィードバックをお寄せいただいた方の意見を優先的に機能に反映していきます。
使ってみた感想・改善要望は、Xのリプライやこの記事のコメント欄でぜひお聞かせください。現役パイロットとして、現場で本当に使えるアプリを一緒に作っていきたいと思っています。

コメント