こんにちは、絶賛スタンバイ稼働でフライトが増えているコロ助です。
仕事があるのはありがたいですが、やはり急に増えると体力が衰えているので疲れますね(笑)
今回はパイロットを目指している方なら絶対に知っておいたほうが良い、パイロットの保険について解説していこうと思います。
パイロットの命綱~ロスオブライセンス~
ほとんどの航空会社で福利厚生の一部として紹介されていて、パイロットの大半が加入する保険があります。
それがロスオブライセンス(GLTD)と呼ばれるものなのですが、一体どういうものなのか解説していきます。
パイロットという職業で最も自分で管理し難い分野は健康です。
BMI数値などについて関わる肥満については自己管理できますが、視力や聴力といったものはやはり年齢とともに低下するもので、毎日視力トレーニングなどをしていたとしても低下することが多いです。
そんな状態で定年まで勤務を続けるのはリスクが高すぎるので、パイロットを助けてくれるのがロスオブライセンスという保険です。
正式名称は「団体長期障害所得補償保険」というのですが、長すぎて覚えられないのでロスオブライセンスと呼んでいます(笑)
保険料も安いので、この保険に入っていないパイロットは1%以下だと思います。
飛行機を飛ばすことのみに特化した職業なので、もし何かあったときには転職し難いのも事実ですので。
補償内容
それでは補償内容についてまとめていきます。
保険会社によって多少の差異はあると思いますが、ほとんど違いはないと考えて大丈夫だと思います。
補償期間は65歳までになります。
補償適用期間は障害発生から約3ヶ月の免責期間を経過してからの65歳まで。
プランがいくつかあり、一番補償内容が充実しているものだと給与の100%分が補償されます。
障害が残って、就業障害が生じているという条件がありますので、別の仕事で働きながら保険金をもらうことはできません。
ちなみに補償されるのは、保険金になるので課税対象にならないので、働いているときよりも手取り額は大きくなると思います。
保険料は1ヶ月2000円程度となっていて、一生健康とわかっているのであれば入る必要がないですが、交通事故などを始め、明日何が起こるかわからないのが人生ですので加入することを強く推奨します。
まとめ
JAPAが提供している団体長期障害所得補償保険を紹介しておきますので、気になる方は見ておくといいかもしれません。
人生に関わる大切な保険ですのでしっかりと内容を把握して、万が一に備えておきましょう。
コロ助ももちろん加入しています。
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