みなさんこんにちは、前回の自社養成パイロットについての記事は見ていただけましたか?
もしまだ見ていない方は下のリンクから一度見て、今回の記事と比較して進路選択に役立ててくださいね。
航空大学校の募集状況はこちらから
航空大学校の受験費用は??
入学検定料として40000円ほどが見込まれます。
これに第1種航空身体検査同等の身体検査も含まれるので比較的安価ですね。
試験内容は??
一次試験:筆記試験(センター試験のようなもの)
数学・物理・英語をベースとしていますが、難易度は高くありません。
二次試験:身体検査
パイロットが必要とする第一種航空身体検査に適合するかを確認する試験です。
恐らくこの試験の方が厳しい基準だと思います。
三次試験:面接・適性試験
受験者の人柄や性質を見られます。
適性試験は簡単な飛行機のゲームをしながら、計算問題を解くなどのマルチタスク性が試されます。
難易度は??
この中で一番受験者が落とされるのは、二次試験の身体検査です。
現役のパイロットにも言えることですが、どれだけ優秀なパイロットでも健康でなければ飛ぶことは許されません。
一般的にパイロットは視力が良ければいいのだろうと思われがちですが、実際は視力よりも脳波や血液検査などもかなりシビアです。
特に脳波検査は対策方法もなく、自分で改善する方法も見つかっていないためどうしようもないと言えます、、、
学費は??
入学料・授業料:3,490,000円
雑費(制服など):150,000円
これに生活費(寮費や食事など)ですので合計約4,000,000円です。
私立大学が約20,000,000円ですので文字通り桁違いですね。
倍率は??
毎年約9倍前後のようですが、コロナの影響で今年は私立大学からの転入したい方も増えるかもしれませんね。
メリットは??
1.費用が安価である
2.国内訓練である
コロナの影響で海外訓練を行っている私立大学は一時的に訓練がストップし卒業できない状況になっているそうです。
また北は北海道、南は宮崎と国内の異なる地域で様々な気候でのフライトが経験でき、楽しいです。
3.就活に強い
最終的には人に依ると思いますが、航空大学校には国内ほとんどの航空会社から試験のオファーがあり、在学者は受験することができます。
私立大学であれば、青系赤系などで来ない会社もあります。
まとめ
以上が航空大学校受験・進学に必要となる概略となりますが、改めて良い進学先と言えますね。
二次試験の脳波検査で不合格とならない限りは再受験可能(年齢制限あり)ですので、大学在学中は計3回ほどチャンスがあります。
また三次試験の面接対策はパイロットに必要な能力を知っておくことがマストですので、コロ助がまとめている記事を参考にしてください。
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