みなさんこんにちは、日本株が好調で嬉しい反面、金融所得税率が上げるという案が出ていると聞いて不安なコロ助です。
日本は一体何がしたいんでしょうか、、
先日FSCとLCCの使い分けという記事を出したのですが読んでいただけましたでしょうか。
もしまだ読まれていない方はこの記事の基本となる部分がまとめてありますので読んでみてくださいね。
それでは本題に入っていきます。
MCCとは
MCCはLCCの台頭から少し遅れて生まれた言葉です。
その略は「Middle Cost Carrier」です。
日本語では中堅航空会社のように呼ばれることが多いようです。
ミドルの意味としてはFSCとLCCの中間ということでそのように呼ばれていますが、どちらかと言えばFSCの部類に属しており、ANAとJALよりは価格設定が低い航空会社だと考えてください。
具体的にはスカイマーク、スターフライヤー、AIRDO、ソラシドエアなどがMCCに当たります。
MCCのメリット
MCCには大きく2つの強みがあります。
1.定時運航率が高い
前回の記事でも紹介しましたが、国内の定時運航率を見てみると1位~4位までがすべてMCCとなっており、その4社全てが90%以上の高水準です。(2019年度調べ)
その理由として考えられるのは、サービス等はすべてFSC同様に行われるため、スケジュールに多少の余裕を持った飛行機稼働であること。
そして大空港同士を結ぶ路線は少なく、地方空港を絡めた路線が多いため、空港混雑等の影響が少ないという点が大きいでしょう。
2.FSCと同様のサービス内容にして安い価格設定
MCCはどちらかと言えばFSCに属していますので、ANAやJALと比較すると航空券は安いのですが、機内で飲み物も無料で提供され、座席の空間も標準的です。
MCCのデメリット
今までの話ではFSCの必要性という物が全くなさそうに思えるかもしれないですが、FSCもそこまで甘くないです。
日本の人口密度というのは年々、都心に集まり、その年齢層も若年層が多い傾向にあります。
ということは飛行機を一番利用する可能性が一番高いのは、東京近辺であり、利用する空港は羽田空港となります。
そのことを踏まえて、
1.就航地と時間が限られる
羽田空港の発着枠を得ることはかなり厳しい状況にあり、ほとんどはANAとJALに割り当てられているため、MCCを利用したくても就航していないまたは良い時間帯の便が無いなどのケースが発生しやすい状況になっています。
2.事前に予約していないとFSCと同様の金額
前日や当日に航空券を購入してしまうとほとんどが正規料金になってしまい、国内線であっても2万円を超えるようになってしまいます。
似たようなことで言うと、コードシェア便でFSCの予約サイトからMCCの便を選択できてしまうので、その点も注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飛行機を利用する際には、電車と違って、色々な購入方法があって迷ってしまうと思いますが、しっかりと利用する航空会社を調べて、そのサイトで購入することが旅行ツアーなどを除いて一番お得です。
最近はエアトリなどのサイトも出てきていますので、調べるツールとして利用してみると楽かもしれません!
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