みなさんこんにちは、少し休みがあって読書に励んでいるコロ助です!
今日は先日読破した「ユダヤ人の成功哲学 タルムード 金言集」をご紹介したいと思います。
始めに「タルムード」とは世界一議論好きと言われるユダヤ人が記した議論集だそうで子供の教育にも用いられるユダヤ教の本のことを指します。
内容としては筆者の石角さんがユダヤ教に入る前から入った後に「タルムード」やユダヤ人の考え方を学んだことを「タルムード」内の説話を通して、教訓として教えてくれています。
実際、ユダヤ人は現代でも世界一優秀と言っても過言でないくらいの方々が名を連ねています。
例えば、物理学者:アインシュタイン
映画監督:スティーブンスピルバーグ
FB創始者:マーク・ザッカーバーグ
などの超著名人が健在です。
GAFAMの創業には5社中4社にユダヤ人が関わっていることも事実。
それでは「タルムード」内の説話を1つご紹介します。
「葡萄畑とキツネ」
ある日太っているキツネが道を歩いていると、とても美味しそうな葡萄がなっている畑を見つけました。
しかしその葡萄畑には柵と有刺鉄線が張り巡らされていて、進入するには柵下の狭い隙間を抜けるしかありませんでした。
そこでキツネは二週間食わずに生活し、痩せることに成功しました。
こうしてキツネは葡萄畑へ進入すると満腹まで葡萄を平らげました。
その結果、帰るために柵下を通ることが出来なりこのままでは猟師に見つかって殺されてしまうと思い、これからどうするか考え、2つの案が思い浮かんだ。
1:通れるようになるまで、食べた葡萄を吐き出す
2:2週間の間、葡萄畑で猟師に見つからないように隠れて過ごす
説話はここで終わりです。
さあみなさんならどう考えますか。
1つ目の案なら結局得たものは何だったのか?となり、
2つ目の案ならリスクはかなり大きいが、失うものは何もありません。
でもきっとこの説話が教えたいことはどっちの考えが正しいとかの話ではなく、行動前(食べる前)からそのリスクを考えておきなさい
ということを伝えたいのだと思います。
このように成人している大人が聞いても考えが膨らむような説話がいくつか紹介されていて、今の現代社会で必要とされるリスクコントロール力が養われます。
全知全能の神がいることによって、不幸な出来事も合理化できたり自分を精進させることができるのであれば宗教もかなり有効な自己啓発になり得るな~と感じた一冊でした。
読書が苦手な方でもは説話の部分だけ読んでも面白いと思いますので、試してみてくださいね。
もしもっと色々な説話を知りたい!
優秀な人の思考習慣を知りたい!
と思った方は読むことを強くお勧めします。
有益度 :☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆
コスパ :☆☆☆☆
下にリンクを貼っておくのでよければご利用ください。
意外と本屋に置いていないので、ネットで購入する方が早いかと思います。
ちなみにコロ助は3店舗くらい本屋を回りましたが、どこにもなかったので楽天で注文しました(笑)
他にもブックレビューしていますので気になるものがあれば見てもらえると幸いです。
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