[就活までに知っておきたい]SKYMARKってどんな会社?

航空

みなさんこんにちは、今日はシリーズ3回目となる日本の航空会社紹介です。

今回ご紹介するのは国内FSCの中では3位と呼ばれる「SKYMARK」。

就活中の方や、SKYMARKファンの方は知っておきたい知識だと思いますので、この記事を利用して確認してみてくださいね。

ANAとJALについてはこちらから

ANAってどんな会社??

JALってどんな会社??

創業したのはいつ?創業者は?どんな企業?

創業:1996年
創設者:澤田 秀雄(元HIS社長)

歴史的背景には1986年からの航空輸送業の規制緩和により、1996年に澤田 秀雄(元HIS社長)をはじめとする出資を受け国内新規参入のトップバッターとなる。
その後一部上場を果たす。

創業者(出資者)は澤田 秀雄となっています。

つまり今年で創業25年になるんですね。民事再生などはありましたが。

日本の航空業界はSKYMARKの新規参入により大きな変化を遂げていきます。

SKAYMARKにより動き出した航空業界

SKYMARKが参入するまで日本国内の航空会社はご存じの2社しかありませんでした。

そのため、航空運賃は2社とも似たようなもので、飛行機の利用は高価なものとなっていましたが、新規参入したSKYMARKは機内サービスを簡素化する等の工夫により、従来の航空運賃の半額程度で提供することに成功します。

その成果により平均搭乗率80%を記録します。

これに触発された既存の2社は、割引運賃をSKYMARKと同様に設定し対抗した。

この結果を受け、SKYMARKの平均搭乗率は60%以下に推移し、赤字経営に陥る。

その後経営状態はなかなか回復せずに低迷していたが、
2004年、インターネットサービスプロバイダ(ISP)のゼロ株式会社社長である西久保 愼一氏が増資を引き受けたことにより、再び発展を果たす。

西久保氏の紹介
西久保 愼一氏

具体的に西久保氏はB737-800への機材更新から運航、サービスの抜本的改革を行い、2008年には黒字回復させた敏腕経営者として航空業界で有名である。

この結果、航空業界の価格競争は熾烈化し、従来の価格から比較すると航空運賃は半分ほどにまで低下した。

大手航空2社は負けじと対抗し、
2014年、熾烈な価格競争、円安、燃料費、そして最も大きな問題となるエアバス社(A380の導入に関する)との違約金問題により経営悪化が判明し、JAL・ANAに支援要請を行った。

コロ助が聞いた話にですが、大手2社からはかなり圧力がかかって思うように経営も進められなかったそうです。
資本主義とはこういうものなのでしょうが、これからの日本という国の経済の在り方も考える余地がありますね。日本にビッグな新規事業が生まれにくいのも納得です。

2015年には民事再生が適用され、2016年に終結。

SKYMARKの参入により、2社による実質独占状態となっていた航空業界は大きな発展を遂げた。

現在西久保氏は退任しており、洞駿氏が就任しています。

西久保氏は大の飛行機好きとして知られており、西久保氏自身も自家用操縦士の資格を保持しており、休日には社員や友人を自家用機に乗せて、地方に旅行していたようです。

コロ助も訓練中に自家用機から降りてくる西久保氏を見かけたこともあります(笑)

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経営理念やスローガンは?

経営理念はこちら

内容としては、大手2社と似ており確固たる安全を基盤に社会発展に貢献することを主旨としています。

スローガンは「YOUR WING」と多くのお客様を運びたい、人と人の距離を無くしたいという意思が感じられます。

シンプルですがかなりグッときますね。(センスすごい、、、)

有名な特別塗装機

1.ヤマトジェット

2.ファイターズジェット

3.タイガースジェット

などなど、SKYMARKはよくスポーツチームとのコラボが実現しており、スポーツ好きの方には人気がありそうです。

興味のある方は調べてみてくださいね。

まとめ

コロ助はSKYMARKという会社を調べてみて、新規参入という困難な道にも関わらず挑戦していく姿にとても好感が持てました。

日本の航空業界を切り開いてくれてありがとうございます。

航空業界の発展において、SKYMARKはなくてはならない存在ですので、これからのさらなる発展を期待したいです。

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