みなさんこんにちは、夜はかなり涼しくて窓を開けていると気持ちいいですね。
季節の変わり目はしっかり体調管理していきましょう!
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さて今回はFSCとLCCの違いを解説していこうと思います。
FSCとは
FSCは「Full Service Carrier」の略です。
日本ではほとんどの航空会社がFSCのサービス形態をとっており、具体的にはANAやJALなどです。
世界でも航空会社の始まりはこのFSCの形態であり、日本でも子供の頃から馴染みがある会社はFSCの形態です。
後ほどFSCとLCCのサービス内容の違いについてまとめていきます。
LCCとは
LCCは「Low Cost Carrier」の略です。
日本では格安航空会社と訳されていることが多いですね。
このLCCというサービス形態は1970年代にアメリカでサウスウェスト航空がきっかけだそうで、日本に至っては2012年に初のLCCが誕生したそうです。
2012年というとまだ10年経過していないので、まだ馴染みがなくてもおかしくないですよね。
しかしこのLCCはこれからの時代、FSCとしっかり使い分けができるとかなり気軽に飛行機に乗れて旅行が捗るようになります!!
是非この記事でLCCの使いどころとFSCの使いどころを覚えて、賢く飛行機を利用していってくださいね。
FSCとLCCのサービス内容の違い
1.機内サービス
LCCでは機内での飲料提供やWifi利用などはすべて有料となっております。
これが決め手でFSCを選ばれている方は少ないと思いますが、お金を払う分LCCの機内提供されているお菓子などは地方限定品などが多く、見ていて楽しいですし、しっかり美味しいそうです。
2.前後座席の間隔
LCCの商売は薄利多売方式ですので、なるべく多くのお客様を運ぶことにメリットがあります。
そのため飛行機の座席は間隔をなるべく詰めて最大席数を搭載しています。
長距離になると体がきつくなりそうですね。
その点でLCCは隣の座席をいくらかで買えるオプションを販売しているようです。
3.荷物量による制限
LCCは機内持ち込みできる荷物量を定めているため、オーバーしている場合には手荷物預け入れを行う必要があります。
その預入する際にもすべてオプションで選べるそうです。
もし小さな鞄1つでしたら、最安値で乗れる場合もありますし、荷物が多ければオプション代を払う必要があります。
使い分けポイント
FSCのおすすめ場面
・絶対に遅刻できない
・到着してから重要な仕事がある(疲れを残したくない)
・機内で仕事がしたい(Wifiなど)
以上の場合はFSCを使うことをお勧めする場面です。
LCCの弱点として定時運航率があります。
2019年度の定時運航率ランキングでは1位がスカイマーク、2位がスターフライヤーとなっておりどれもFSCです。
それに対してLCCは10位に春秋航空、11位にジェットスター、12位にピーチとなっており明らかにLCCは定時運航率がFSCと比較すると明らかに劣っています。
ただ時間に厳しい日本では12位のピーチでさえ89%とといますので、10回に1回くらい遅れることがあるくらいです。ちなみに1位のスカイマークは95%です。
・LCCのおすすめ場面
・移動費を安くしたい(到着地で贅沢したい)
・移動中は寝たい
LCCの売りは安さです。
あくまで飛行機は移動手段にすぎないので、やはり移動費は安く済ませて、滞在地でワンランク上のホテルに宿泊したりするのは賢いお金の使い方ですよね。
以前にエアアジアでハワイに行ったことがあるのですが、往復で7万円くらいでびっくりでした(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
要するに使い分けポイントは「場面」ということです。
仕事などの重要な場面はしっかりお金を掛けてFSCを利用する。
休暇で旅行に行くなどの場面は少しくらい遅れてもいいから、LCCを利用して移動費を節約して贅沢な宿泊を楽しむ。
このような使い分けができる状況の今、LCCを賢く利用できる人は移動費だけで考えると一生のうちに何回分多く旅行できるのでしょうか。
LCCはセールなども頻繁に行っているようなので、是非覗いてみてくださいね。
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