こんにちは、フライトが戻ってきて勉強のモチベーションも上がってきているコロ助です!
今回は毎月恒例の読書本紹介なのですが、最近までコロ助が勉強に使っていた本を紹介したいと思います。
これからパイロットを目指す方には少し進んだ内容になっているかも知れませんので、事業用操縦士辺りまで進まれた方から読まれてみると機長への足掛けには最適です。
前回読んだ本はこちら
Pilot guidance -機長への道標-
表紙は航空機のエンジンになっているのですが、わかりにくいですよね(笑)
概要
この本はパイロットの方なら知っている日本航空機操縦士協会、通称JAPAという団体が編集・発行しています。
JAPAはもともとエアラインでパイロットをしていた方が多く在籍されているので、機長昇格に必要な知識や実運航に必要な知識を知っていらっしゃいますのでとてもためになります。
実際にAIM-Jと言われる、JAPAが半年に一回発行する定期的に変わっていく規程類の変更点などもまとめられた参考書はパイロットのバイブルになっています。
この本は機長になるために必要な知識、ATC・航空法・性能・飛行方式設定基準・気象などの各分野について大枠から基本の部分までがまとめられ、そこからどのような点について知識または考えを深めていく必要があるのかを示してくれています。
おすすめポイント
この本をコロ助がおすすめする理由をまとめていきます。
1.内容が踏み込みすぎていない
良いことなの?と思われるかもしれないですが、勉強もやはり最初はバランスが必要だと思いますので軽く触れてから自分の興味が湧く分野などを見つけて極めていくのが実運航に支障も出ないと思います。
2.航空法だけでなく、ICAOにも触れられている
航空法はもちろん大事なのですが、その根幹となるものがICAOのANNEXなどですので多少は知っておくべきことだと考えています。
3.改訂版が出されているので情報が古くない
より安全な運航のために、刻一刻と変化していく業界ですので情報が古いのは致命的です。
4.ICAO会員であれば電子版が無料で読める
書籍は現在品切れになっている模様で、楽天・メルカリなどで購入はできそうです。
電子版に抵抗がない方はJAPAの公式サイトより会員であれば無料で閲覧が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かなりマニアックな本の紹介となってしまい申し訳ありませんが、今月はこれを読んで勉強してとても良いと感じたので紹介しました。
JAPAの会員であれば無料で閲覧できるので、暇なときに是非一度読んでみてくださいね。
他にもコロ助が勉強に使っている書籍を載せておくので参考にしてみてくださいね。
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