みなさんこんにちは、もう冷房使ってますか?
コロ助はまだ何とか我慢しているのですが、そろそろ良いかなって思ってきてます(笑)
それでは本題
プッシュバックって何?
最初に「プッシュバック」という言葉の説明をしておきます。
旅客機は基本的に、ターミナルから離れる際はトーイングカー(Towing car)と呼ばれる乗り物によって、バックしてもらわないと出発できません。
ちなみにこの車は飛行機を動かすわけなので、かなり重くてパワーがあります。
正確にはリバーサーと言う逆推力を生み出す装備を使えば、自力でバックできるそうですが、かなり大きなパワーを使って危ないので禁止されています。
プッシュバックの種類
ほぼ毎出発で行う、プッシュバックですが、いくつか種類があります。
コロ助も旅客機を操縦するようになってから知りましたが(笑)
1.ノーマルプッシュバック
大半の場合はノーマルです。
駐機場所から一番近い地上走行経路上に飛行機を移動してもらいます。
2.ロングプッシュバック
駐機していたスポットに後続便が到着する場合や、隣のスポットからも同時に出発が行われていて、セパレーションを取りたい場合などに指示されます。
ノーマルプッシュバック終了地点よりも後方に移動します。
3.ショートプッシュバック(スラントプッシュバック)
ロングがあればショートもあります。
スラントプッシュバックと似ているので、まとめています。
スラントから想像すればわかりやすと思います。
走行経路上に移動するのではなく、走行経路に対して約45度ズレた形で終了するプッシュバックです。
ノーマルプッシュバックよりも短時間かつ、走行経路上に出ないため、他のトラフィックの邪魔にならないというメリットがあります。
有名なのは新石垣空港でしょうか。気になる方は以下のリンクから見てみてください。
コロ助はこの二つのプッシュバックは同じものと考えているのですが、詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
4.ウィズインエプロン(Within apron)
この用語は仙台空港でしか聞いたことがないのですが、ほぼショートプッシュバックと同様で、走行経路上に出ないように移動します。
トーイングカーの種類
おまけですが、トーイングカーにも2.3種類あります。
1.トーバータイプ
トーバーを使用して、飛行機とトーイングカーを連結させることで飛行機を押すことで移動させます。
2.トーバーレスタイプ
価格:4,180円 |
良さげな画像が見つからなかったので、模型の商品で紹介しますが、トーバーを使わず、車体と飛行機を直接連結して移動させます。
3.無人運転型
こちらは飛行機を移動させるものではなく、貨物を移動させるために使われるタイプです。
仕組みはわかりませんが、運転手がいなくても移動してくれるそうです。
まとめ
以上がプッシュバックに関する情報です。
知っていると、飛行機に乗るときに「これはロングのパターンだ」などわかってまた少し楽しくなると思います。
他にも飛行機の楽しみ方を増やしてくれるであろう記事を書いていますので、是非下のリンクから見てみてくださいね。
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